プロフィギュアスケート2006・アイス・ウォーズ [フィギュアスケート]
Jsports2でやっていた プロフィギュアスケート2006・アイス・ウォーズというのを見ました。
これはチームUSAとチーム・The worldの対抗戦です。
対抗戦なのでショーと違って一応採点(でもアマチュアの競技とはちがって10点満点で上下カットという採点方法)されます。
そのためだと思いますが、チーム・The worldのメンバーとして参加していた荒川さん、「Ave Maria」で滑ったんですが、プログラムに3+3+2のコンボなどをいれて圧倒的でした。
この人はプロになってさらに進化しているようです。
素晴らしい!
ヤグディンのステップも相変わらずすごかったし、カート・ブラウニングやブライアン・ボイタノも年を考えるとすご〜い!という演技を見せてくれて楽しめました。
しかしちょっとショックだったのはオクサナ・バイウルです。
このひとは16才で1994年のリレハンメルオリンピックのゴールドメダルをとった人なんですが…見る影もなかった。
当時、けして恵まれた境遇ではなかった少女が逆境のなかオリンピックで優勝したということで話題になったと記憶しています。
ジャンプよりもバレエそのもののような表現力に優れていた選手でその演技は結構好きでした。
しかし、若くして五輪で優勝したことは彼女にとってあまりいいことではなかったのかもしれません。
その後いろいろあったようです。
私の記憶のなかの彼女は細い可憐な少女だったのですが、30近くになった彼女の姿は正直ちょっとつらいものがありました。
オクサナ・バイウル→タラ・リピンスキー→サラ・ヒューズと3人続いた10代の五輪チャンプは皆この後スケーターとして目立った活躍をみせていません。
トリノで久々に荒川さんという大人の女性の優勝者がでたのは本当によかった!と今さらながら思います。
それにしても25才にしてまだ"のびしろ"のある荒川静香という人はなんとすごい人なんでしょう…。
あとはアップテンポの曲でも踊れるようになればきっと鬼に金棒…。
(がんばれ、し〜ちゃん!)
ちなみにアイス・ウォーズは荒川さんが得点を稼いだおかげでチーム・The worldの勝利でした。
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