綺羅遠方の病院へ

歯石除去と血液検査のため半日動物病院に入院したときに見つかった歯のトラブルの治療のためみずほ台の動物病院に行ってきました。

車に乗ってのお出かけは大好きなはずの綺羅が、今日は後部座席のケージでヒュンヒュン鳴きがはいり、いつもとは違う様子。
しばらくするとあきらめたのかおとなしくなりましたが、どうも午前中の車でのお出かけ（こんなことはめったにない）は先日の半日入院を思い出し不安な気持ちにおちいっていたようです。

初めて行った病院は（評判から）混んでいることを覚悟していたのですがそうでもなく、わりとスムーズに診てもらうことができました。

そして綺羅ですが要治療の歯がなんと4本（うち２本は犬歯）もあるとのこと。

治療方法は３パターン

１…歯を削って形を整えてから人工物をかぶせる（人の歯の治療に近いけれど、本物の歯と区別がつかないような形状のものをかぶせられるわけではない）
２…予防のためすぐ抜歯
３…他の部分に悪影響がでてきたら抜歯

最初は１の治療法をやってもらうつもりでいたのですが（この治療法はこの病院の院長先生じゃないとできないらしいです）かぶせたものがとれてしまう可能性はけっこう高いとのこと。
（まぁ確かに人間の歯でも経年によってけっこうとれますよね。）
この治療法をうけても半分くらいは一年以内にとれていて、とれたらまたおなじように付け直さないといけないと言う話を聞いてしまうと「ちょっと待って…」という気持ちに…。

付け直してもそれがまた外れる危険性は常にはらんでいるわけで、それは全身麻酔をかける頻度がとても高くなるということを意味している気がします。
それで「抜歯をした場合のデメリットは？」という質問を先生にしてみたところ
「デメリットはありません」とのお答え。

｛デメリット…ないの!?｝

今のドッグフードだと歯がなくても食するのにあまり問題はないんだそうです。

「しいていうなら見た目と飼い主の気持ちですね～」ｂｙ院長先生

たしかに奥歯はともかく犬歯を抜くというのはちょっと抵抗があります…が…でも抜歯をしたらもう後のトラブルの心配はないみたいで、そのほうが綺羅のため？
飼い主ちょっと思考がグルグル…

結局、綺羅の歯の状態はいま緊急にどうこうする必要はまだないということなので、歯磨きなど普段のケアを気をつけてやりつつ、しばらく様子をみることにしました。